
なんだか最近、猫のご飯皿にコバエが飛んでて…
でも殺虫剤は使えないし、どうしたらいいのかしら…?
なんて、ハエ用のスプレーなどの薬剤が入っているものは使えないで困っていませんか?
そこで今回は、
- 薬剤を使わないでコバエを退治する方法
- 屋外からの侵入を防止するには!
- 猫にとってコバエの害ってあるの?
についてお話していこうと思います。
正直な話、全くいなくなるってことは難しいです。
そもそもコバエは小さい虫ですので家に侵入することが簡単ですし、食べ物がある限り卵を産みつけ繁殖します。
しかし少しでも解消する方法をお伝えします!
薬剤を使わないでコバエを退治する方法
やっぱり、市販の殺虫剤を吹きかければ一撃ですが、
猫ちゃんの食べ物があるところや人間が食事する周辺では、できれば避けたいもの。
害のないものでコバエちゃんとおさらばしたいですもんね!
そこで、猫ちゃんだけでなく赤ちゃんや小さいお子様のいるお家でも役立つ商品2つをご紹介!
1.消毒用エタノール
これ1本あれば、コバエを死滅できます。しかもコバエ意外にも使えるのであると便利です。
例えば、インフルエンザやヘルペスの細菌をやっつける効果があるそうです。
手指の消毒、トイレの便座、ドアノブなどにも使えます。
効果
この消毒用エタノール(アルコール)をスプレーボトル(エタノール70%程度+水分)
に入れて、コバエに直接吹きかけると死にます。
どうしてか?というと、コバエの体は雨などから守る油分膜があります。その体にアルコールを吹き付けることでその油分をアルコールが溶かしてしまい、コバエの気門(空気の出入口)を塞いでしまうため窒息するそうです。
そして優れた点は、揮発性のためあとに残らないこと!
これですと、床や壁などにかかったとしても安心です。
ちなみに、500mL 小売価格¥1330ですが、
楽天市場 500mL ¥678 +(送料¥411)=¥1089(税込み)
うちの近くのドラッグストア ¥905(税込み)
でした。参考までに!
2.コバエ取り器をペットボトルで作る!
こちらの作り方は愛知工科大学のホームページにのっていたのでぜひ試してみて!
このコバエ取り器を置くだけでコバエが取れるそうです。
うちは、そこまで大量に発生してないので作ってないですが、もし発生した場合、この方法なら直ぐに作れるし、猫ちゃんが舐める心配もないので参考にしようかと!
でも、倒されないように注意しないと穴からこぼれる可能性があるので、猫ちゃんが触らない場所に置いたほうが良さそうです。
ここでコバエについて!
約10日ほどで成虫へ
成虫になったら1~3日で産卵できる
寿命は2週間~1ヵ月程度
生存期間中に500個ほどの卵を産む
といった具合です!
寿命は短いですが、繁殖力が凄まじい~
そのコバエの卵を産みつけるのは特に
- 腐りかけた、腐った果物
- 生ゴミ
- 排水口
- 昆虫の死骸
- 動物の排泄物
- 腐った植物(観葉植物)
- 食べ物放置
などなので、
卵を見つけたら熱湯をかけると死滅します。
でもこれはあくまでも、熱湯OKの物や場所に限ります。
熱湯が無理ならば、そのもの全部を密閉してゴミに出しましょう!
これで大量発生は免れます。
思い当たる発生源をピックアップ!
次に、目ぼしいところをあげてみたのでチェックしてみてください。
食べかす、食べこぼしてる場所
特にコバエが大好きな果物、酒、お酢を使っている周辺や隙間などに食べかすが入り込んでいる可能性のところを一度きれいにすること。
猫ちゃんの毛
特に毛が生え変わる時期はたくさん毛がぬけますよね。その毛の中に卵を産みつける可能性があるので、隙間などに入り込んでいる毛を徹底的に掃除すること。
猫ちゃんのトイレ
動物の排泄物からの場合は、一度容器ごときれいにすること。
などあげましたが、怪しそうな箇所はこの際、大掃除2分の1と思ってやっちゃいましょう!
余談ですが、この中間掃除することで、けっこう年末が楽だったりするんですよ。
屋外からの侵入を防止するには!
外からの侵入を防ぐのはなかなか難しいです。
なにせコバエは小さいため、網戸でも穴が大きいと通ってきます。扉に隙間などあっても入ってきます。
そうまでしてなんでコバエちゃんは家の中に入ってくるのかというと、
- 食べ物のニオイに誘われる
- 灯りに誘われる
- 熱に誘われる
といった、まさに家にはコバエちゃんを誘引してしまうものばかり。
それを阻止するには
ニオイ、灯り、熱をださないこと!
ですが、そうはいきませんよね。
ということで対策として
- 網戸は目の細かいものに張り替える
- 扉の隙間は隙間テープでうめる
- 換気扇フィルターをつける
- 遮光カーテンにかえる
です!
これら4つを変えることで、かなりのコバエちゃんの侵入を防げるかと思います。
猫にとってコバエの害ってあるの?
猫ちゃんによってですが、コバエを食べる猫ちゃんがいます。

ちょっと想像すると気持ち悪いけどね…
野良猫の場合は野生化しているため、抵抗力がありコバエ、蜘蛛、蛾、あり、ゴキブリなどなど食べても平気だったりします。
飼い猫の場合でも、自由に外に出ている猫ちゃんは案外、見えてないところでいろんなものを口にしている場合が多いので、それほど心配しなくても大丈夫そうです。
ですが飼い猫の場合、特に室内飼いの猫ちゃんは抵抗力が低めです。
たまたま病原菌をもっているものを食べてしまうと、下痢や嘔吐をする可能性があるようなのでもし口にしてしまった場合は、1日様子を見ましょう!
まとめ
今回は、コバエが発生したときの対処法、防止法などをお伝えしました!
ぶっちゃけ、猫ちゃんにとってコバエはそれほど関係ない。むしろ食べちゃえばいい…と思っているくらいかもしれません。
ですが、人間にとって、コバエが目の前を飛んでいたり、食べ物にとまっていたりするとやっぱりいい気はしませんよね。
ということで、コバエを発生させないようにするには、日頃から清潔にすることが一番の解決策です!