【グレインフリーのフード猫にいい?】猫の餌に穀物を使用したくない理由を解説!

ねこ

大切なネコちゃんの健康と長生きのために少しでも体に良いキャットフードを与えたい!

飼い主さんなら誰でもそう思うものですが、そんなフード選びのタイミングでかならず登場するのが『グレインフリー』という言葉!

もしかすると当ページを訪れたユーザーさんも

  • ウチの猫ちゃんも『グレインフリー』にした方がいいんかな?

こんな風に悩んでいませんでしたか?

当ページでは、グレインフリーの特徴やメリット、グレインフリーの必要性、通常のフードから切り替えるときのポイントなど、飼い主さんの知りたい部分を徹底的にまとめてみました。

ざっくりとした結果からいいますと

ネコちゃんの健康にとってメリットの多いグレインフリーですが、『グレインフリー』という基準だけで選んでしまうと危険かもしれません!

逆にグレインフリーという部分をアピールし、オススメできないフードもありました。

このあたりも徹底的に分かりやすくお伝えしています。早速みていきましょう!

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キャットフードでよく聞くグレインフリーとは?

ねこ

キャットフード業界でもここ数年『ネコちゃんの健康のためにはグレインフリーを!』という感じで大注目のグレインフリー。

気になっている飼い主さんも多いでしょう。

ちなみに現在、愛猫ちゃんに与えているキャットフード、ラベルには穀物類がどれくらい含まれていますか?

普通の市販のフードという場合、小麦やトウモロコシ、米などの穀類が30~40%程度は含まれているはずです。この穀物類こそがグレインです。

グレインフリーとは日本語に直すと『穀物不使用』のことを指します。

『グレインフリー』のグレインとは、具体的にいいますと農作物の中でも、種子を食用とするために栽培されるもの。

いわゆる米・小麦・大麦・ライ麦・燕麦・あわ・ひえ・豆・きび・とうもろこしなどのことですね。

これらの米・小麦・とうもろこし等はネコちゃんの食生活に必要ないんだ!というのがグレインフリー・キャットフードの発想なんです。

理由としましては

本来、ネコちゃんは犬と違い完全な肉食動物。これらの高GI穀物を消化する酵素を持ち合わせていないのです。なので穀物の消化が人間や犬などよりもずーっと苦手なのです。

その考えから、ネコちゃんにとって消化吸収の負担の大きな穀物類を徹底的に排除し、動物性たんぱく質を中心に配合したのがグレインフリー・キャットフードとなります。

つまりグレインフリーは

ネコちゃん本来の食べるべき食材に近いキャットフード

なんです!(逆に普通のフードはコスパ、人間の都合などを重視しているんですね)

グレインフリーとグルテンフリーとの違いは?

キャットフードのパッケージのラベルでみかけるグレインフリーですが、同じような言葉にグルテンフリーというモノがあります。

この部分、意外と混同している飼い主さんが多いので説明しておきますね。

厳密にいうとグレインフリーとグルテンフリーでは意味合いが微妙に違ってきます。

簡単にいいますと以下のような違いです。

  • グレインフリー・・・ 穀物類を一切不使用
  • グルテンフリー・・・小麦等の穀物から生成されるタンパク質を一切不使用

うーーん、ちょっとわかりづらいですね。補足しておきます。

グルテンフリーとは小麦・大麦・ライ麦に含まれるたんぱく質の一種であるグルテンを一切使用していないよ!ということ。

というのも、市販の安価なキャットフードの中にはたんぱく質含有量を増やす目的で小麦グルテンを使用しているものが結構あります。そういったフードと差別化するために登場したのがグルテンフリーなんです。

先ほどお伝えしたように、ネコは本来は小動物を捕食して活動する完全な肉食動物。つまり動物性たんぱく質は得意だけど、グルテンのような植物性たんぱく質は嬉しくないわけですよ。

まあ細かい部分は抜きにして、グレインフリーもグルテンフリーも、穀物や穀物由来のたんぱく質が無い分、良質な肉・魚などを使用しています。

食いつきやウンチの状態などみれば一目瞭然ですが、ネコちゃんにとってメリットの多いフードということは間違いありませんね。

グレインフリーのメリットとデメリットを比較

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さて、なんとなくグレインフリーのキャットフードが愛猫ちゃんの健康に良さそう!

という部分を知ってもらったところで、続いてグレインフリー・キャットフードのメリットとデメリットについて。

基本、ネコちゃんにとってはメリットばかりですが、飼い主さんにとっては微妙にデメリットと感じる部分があるのも事実。

さっそくグレインフリー・キャットフードのメリットからみてみましょう!

グレインフリー・キャットフードのメリット

  • 食いつきが良い
  • 穀物アレルギーのネコちゃんにはアレルギー対策に
  • 骨や筋肉が丈夫に、毛艶もアップ

数多くのメリットのあるグレインフリーのキャットフードですが、中でも嬉しいのは上記の3つ。詳しくみていきましょう!

1.ガツガツ食べる!

まず通常の穀物入りのフードから切り替えて、飼い主さんがもっとも驚かれる部分というのが、『ネコちゃんの食いつき』。

中には、ウチのネコちゃんってこんなに食欲あったっけ??とショックを受ける飼い主さんも意外と多いですね・・・あなたも切り替えた直後は、これまで見せなかったガツガツ食べる姿にびっくりするかもしれませんよ。

配合されている動物性タンパク質の割合の高いフードは、きっとネコちゃんにとっても直感的に「美味しそうだ」って感じるのでしょう。

やっぱり混ぜ物で量を増やしているフードと、純粋にネコちゃんの好きな動物性たんぱく質の多いフードって、食べるネコちゃんからすれば一発でわかるんでしょうね。

2.アレルギーリスクが低くなる

また穀物アレルギーをもっているネコちゃんもけっこう多いです。

もしかしたら軽度の場合、飼い主さんも気づいていないケースもありますが、そもそもネコは自然界で穀物なんて食べません。

不必要な成分を摂取するんだからアレルギーがあっても不思議じゃありませんよね?

基本的にグレインフリーやグルテンフリーなら、少なくとも穀物類を原因としたアレルゲンは避けることができます。これだけでも嬉しいですよね!

3.骨格や筋肉が強く逞しく!

グレインフリーやグルテンフリーのフードを与えること、それは自然界で生活しているときの食生活に近い食事ということ。

つまり変な混ぜ物のないキャットフードを与えることで、バランスの良い筋肉、強くガッチリとした骨格をゲットできます。

とくに発育段階の子ネコちゃんなんかだと、その後の成長に大きく影響します。

人間だってジャンクフードばかり食べてる子供と、天然の食材をバランスよく食べている子供じゃ、発育状態がまったく違ってきますよね?

グレインフリー・キャットフードのデメリット

ネコちゃんも健康にとってメリットの多いグレインフリーやグルテンフリーのフード。今度は幾つかデメリットについて考えてみましょう。

デメリットといえるデメリットも見つかりませんが、いくつか挙げるならば以下の二つ。

  • 消化が良すぎてお腹に貯まらない(腹持ちが悪い)→すぐにお腹が減ってしまう
  • 価格が高い(安いフードの2倍程度)

詳しくみてみましょう!

1.腹持ちが悪い

これは消化・吸収に時間を要する穀物類を含んでいないグレインフリーやグルテンフリーなので当然といえば当然のことといえるでしょう。

なので沢山食べた割には、すぐにお腹が空いてしまうネコちゃんも多いです。それだけ消化吸収が早いってことですね。

まあ、デメリットというよりも、胃腸の弱いネコちゃんにとっては嬉しい部分ともいえますよね。

ただ最近の売れ筋のグレインフリー・キャットフードの多くは、上手く原材料を配合することで、そういった部分も解消しつつあります。

穀物以外の何らかの原材料によって、穀物に頼らずお腹に溜まりやすい工夫をしているフードも増えてきました。

なのでグレインフリー、グルテンフリーだけで判断せず、そういった他の原材料までチェックしてフードを選んでおくといいですよ。

2.価格が高い(安いフードの2倍程度)

この部分はグレインフリーやグルテンフリーのフードの価格をみれば一目瞭然ですね。高いです汗。

kgあたり、むちゃくちゃ安いキャットフードの2倍以上ってパターンも普通にあります。

ただ高いには高いなりの理由があることも事実。そういった部分を知った上で判断すればいいかと思います。

一番悪いのは、一度グレインフリーやグルテンフリーを与えたものの、フード代がかさんで購入できない・・・みたいな感じで途中から安価のフードに戻すパターン。

しばらくグレインフリーやグルテンフリーのフードを与えられたネコちゃんは、胃腸を含めてグレインフリーのフードに慣れてきます。

慣れたタイミングで穀物バンバン、4Dミートたっぷりのフードに戻してしまうと、下痢や便秘はもちろん、ネコちゃんによっては食欲不振なんてケースもでてきます。

なので下手にグレインフリーを与えるよりも、通常のフードのままの方が体調が良かったりもします。最初から戻す予定なら切り替える必要はないでしょう。

グレインフリーのキャットフードの価格はなぜ高い?

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先ほどグレインフリー・キャットフードのデメリットでも触れましたが、ここでは

グレインフリー・キャットフードの価格はなぜ高いのか?

という部分について。

たしかにグレインフリーやグルテンフリーのフードは高めの価格設定。ただ見方をかえれば通常のフードが安過ぎると考えることもできます。

そこで、なぜ安価なフードが多く販売されているのか?という部分を、キャットフード・メーカーや販売元さんの視点で考えていましょう。

まず大前提のことですが、キャットフード・メーカーや販売元さんでも、結局は利潤を追求する企業です。

ボランティアではありません。つまりキャットフードを製造・販売することで利益を上げることを最優先しています。

もちろんネコちゃんの健康を考えた場合、グレインフリーやグルテンフリーはもちろん、原材料にこだわり抜きたい・・・という気持ちも大切ですが、こだわり抜いた結果、高すぎ売れ残れば赤字となります。

つまり多くの飼い主さんにとってお求めやすい価格帯で販売できる商品開発が最優先課題なのです。

その結果、ネコちゃんの健康に直ちに被害はない・・・程度に、穀物類や穀物由来のたんぱく質を加え、かさを増すという結論にいたったのが今の市販の穀物入りのフードです。

たしかにキャットフード・メーカーや販売元さん、輸入元さんにも責任の一端はありますが、半分は購入するユーザーさんにもあるのでは?と管理人は思います。

そもそも多少の価格差ならば、愛猫ちゃんの健康第一!という飼い主さんが多数派になれば、売り手もグレインフリーやグルテンフリーなどこだわったフードしか製造・販売しません。

つまり販売元さんやユーザーさんの価格重視という発想から生まれたのが市販の安価なキャットフードといえるでしょう。(4Dミートなどを使用するのも同じ発想ですね)

で、その対極にあるのがグレインフリーやグルテンフリーなど、ネコちゃんの健康を重視したキャットフードですね。

本当なら穀物や穀物由来のたんぱく質で誤魔化せる部分を、しっかりと肉や魚などコストのかかる原材料を利用するわけです。

原材料の仕入れ値だけを考えても、通常のフードと同じ価格で販売するなんて無理ですよね。

もちろんグレインフリーやグルテンフリーだから高価なのは当たり前というワケじゃありませんが、しっかりとした原材料を使ってこだわって製造すると、ある程度の価格設定は仕方ないと思います。

というか、グレインフリーやグルテンフリーだけど普通の穀物バンバンのフードと同価格・・・というキャットフードがあれば絶対におかしいです。何か裏があると思いますよ。

グレインフリーに変えるとネコちゃんの体調は?

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ではグレインフリーやグルテンフリーのキャットフードを検討している飼い主さんにむけ、

グレインフリーに変えることで実感できるネコちゃんの体調の変化

について説明します。

まず先ほどメリットの項目でもお伝えしたように、食いつきが良くなるため、食欲そのものがアップします。

なので好き嫌いが多い、偏食、食が細くなってきた・・・なんてネコちゃんにとっては、健康維持に非常に効果があるでしょう。

次に動物性たんぱく質が中心のため、胃腸の負担が大幅に減ります。

便秘気味や下痢を頻発するネコちゃんの中には、フードに含まれる穀物がネックとなって慢性的な便秘や下痢を起こしている場合も少なくありません。

よってお腹の弱いネコちゃんにはいいかなと思います。

そしてグレインフリーやグルテンフリーに切り替えた飼い主さんの多くが口をそろえて言うのが『ウンチの状態が良くなった』という部分。

変な穀物類が多かったフードの時とくらべ、明らかに健康的なウンチで、便臭もかなり抑えられたって意見が大半です。

つまり本来は不要な穀物類を無理やり吸収して、胃腸に大きな負担がかかって腸内環境が崩れていたってこと。

胃腸に無駄な負担が減ると腸内環境も正常化されてウンチのニオイも収まってくるようですね。

なので強烈なニオイのウンチをされるネコちゃんにとっても、一度グレインフリーやグルテンフリーのフードは試す価値があるかと思いますよ。

グレインフリーに切り替える場合の注意点

さっそく明日からグレインフリーやグルテンフリーのフードを試してみよう!

という方に、念のためフードの切り替え時の注意点をお伝えしておきます。

ご存知かと思いますが、通常の穀物類を含んだフードとグレインフリーやグルテンフリーのフードでは原材料の割合から内容成分、消化吸収に必要なエネルギーなんかも違ってきます。

いくらネコ本来の食生活に近いフードであるグレインフリーでも、突然、パタッと変えたらネコちゃんだってネコちゃんの胃腸だってビックリするのでご注意ください。

というのも、普通の穀物入りのフードに慣れたネコちゃんは消化しづらい穀物を消化するカラダになっています。いきなり消化・吸収の良いグレインフリーになると途端にお腹が緩くなるのは当然のことです。

これはネコちゃんに合ってるとか合っていない・・・という話じゃなくて、急激な変化に対応しきれてないだけの話です。

なので最低でも1週間くらいの期間をかけて、徐々にグレインフリーやグルテンフリーのフードの割合を増やしていきましょう。

例えば1日目は通常のフードが6/7で、グレインフリーを1/7、しだいに3/7、5/7と割合を高めて、最終的にすべてグレインフリーに切り替えるという感じです。

そもそもネコちゃんは警戒心の強い動物、目にした食料を食べることができるのか?できないのか?しっかりとチェックしてから食べなくては生き残ることはできません。
なのでネコちゃんが気づかないレベルで、ゆっくりと新しいフードに変えるのがポイントですね。

まとめ

ねこ

以上、グレインフリーやグルテンフリーの特徴、メリットとデメリット、グレインフリーやグルテンフリーのフードが高額になってしまう理由などお伝えしました。

上記の内容をまとめると、とくに

  • 食いつきが悪い、好き嫌いが多い、偏食
  • 慢性的に下痢や便秘の体質
  • もしかしたら穀物アレルギーかもしれない
  • 便臭がキツイ
  • 半年~くらいの発育段階
  • 市販の安価なキャットフードに不安を感じている

こんなネコちゃんなら、一度グレインフリーを試す価値は大いにあるといえるでしょう。

グレインフリーやグルテンフリーを検討している飼い主さんにアドバイス

たしかにグレインフリーやグルテンフリーにこだわらず、安いキャットフードだけでも健康に長生きしてくれるネコちゃんもいます。

もちろん市販の穀物入りのフードが悪いフードってわけでもないし、それらを否定するつもりも毛頭ありません。

ただ人間も一緒で、どんなジャンクフードを食べ続けてもピンピンしている人もいれば、マックやカップ麺とか食べるだけで調子を崩す人もいるものです。

なので自分の常識だけで選ばずに、柔軟にいろいろなフードを試してもらえたら・・・って思います。けっこうフードで体調や毛艶とかすんごく変わりますよ。

長期的な視点でみて、内蔵疾患や深刻な病気にかかった場合『あー、もっと早くヘルシーなグレインフリーのフードに切り替えてあげてればなぁ』とか後悔したくないですよね?

というわけで、すぐに切り替えなきゃ!ってことじゃありません。

ただ健康に長生きしてもらうための選択肢としてグレインフリーやグルテンフリーのフードを選ぶっていうのはアリだと思います。

愛猫ちゃんの健康維持は飼い主さんの義務、食生活は長生きの基本ですよ。しっかりと選んでくださいね!

ネコちゃんお腹の調子を維持するためにも、フードの切り替えには1週間程度かけて、ゆっくりと切り替えてあげましょう。現在のフードを毎日少しずつ減らし、新しいフードの量を少しずつ増やすようにしましょう。
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