【ネコの歯が悪くて食べれない!】歯周病や歯槽膿漏と治療、治療費のまとめ

ねこ

このページを読んでいるということは、もしかすると

  • ウチの猫ちゃん、体調も悪くないのに、なんだか最近、明らかに食欲が減ってきたような…
  • もしかしたら歯肉炎や歯周炎の影響で食べたいのに食べられないのかな?

こんな風に愛猫ちゃんの歯肉炎や歯周炎が心配になって、ネットで解決策を探していましたね!

人間の場合、35歳以上の8割以上、小学生でも約4割がかかっているという歯周病、じつは羅漢率は人間もネコちゃんも一緒なんです。

2歳以上の成猫ちゃんの約8割程度が歯周病をはじめとしたお口のトラブルを抱えているのです。これは相当な確率ですよ!

当ページでは、猫ちゃんの歯周病の症状や原因、治療方法や治療費用、歯周病のチェック、予防対策について徹底調査し、他のどんなサイトより分かりやすくお伝えしています。

結論からいいますと、

愛猫ちゃんが歯周病にかかってしまうかどうかは、8割以上は飼い主さんしだい!

当ページでしっかりと勉強して大切な愛猫ちゃんを歯周病から守ってあげましょう!

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ネコの8割以上が歯周病!すでに愛猫も感染しているかも!?

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飼い主さんの中には、尿路結石症や腎臓疾患のような病気よりも軽視される方もいますが、ネコのの歯周病を甘くみちゃいけません。

人間も同じですが、歯周病が深刻になれば食事が思うように摂取できず衰弱し、子ネコやシニア猫の場合は命取りになることもあります。


ちなみに皆さんはしっかりと毎日、愛猫ちゃんの歯をブラッシングしてあげていますか?

ひと昔前にくらべ、キャットフードも多様化してきたせいか、歯周炎や歯肉炎といった歯周病に感染するネコちゃんが急増しているといわれています。

虫歯の心配のない猫ちゃんだからこそ、歯周炎や歯肉炎に注意!

そもそもネコちゃんと人間では歯の形状が違います。ネコの歯は鋭く尖っている上に、人間と違い虫歯の原因となる細菌がいません。

よって普通はネコちゃんが虫歯になることはありません。その点はご安心ください。

ただ虫歯の心配が無いからと歯磨きやブラッシングが不要というワケではないんですね。先ほどお伝えしたように、大半の成猫が歯周病をはじめとしたお口のトラブルにかかります。

食習慣や歯の形状も違うため、人間と同じというワケではありませんが、基本的に歯周病は時間をかけて段階的に進んでいきます。

1日も早くネコちゃんの歯肉炎や歯周炎に気づいてあげることができるか…。

この部分、飼い主さんの観察力が歯周病予防・治療の最大のポイントなのです。

以下に歯周病の初期症状や行動の変化をまとめておきます。飼い猫ちゃんの状態をしっかりとチェックして1日も早く気づいてあげましょう!

ネコも人間も一緒!歯周病とはどんな状態?

cat

まずネコちゃんの大半が感染するという歯周病の状態について、簡単にお伝えしておきます。

歯周病とは、歯と歯茎の隙間の歯周ポケットに、細菌の塊が蓄積され、その塊(歯垢)から排出された毒素よって、歯を支える根元の部分に炎症が起こった状態。

分かり易くいえば、食べカスや磨き残しが数日間で塊となり、その塊が時間をかけて歯の根元をグラグラにさせてしまった結果、炎症や膿を生じさせてしまうのです。

歯周病は段階的に、歯肉炎→歯周炎(歯槽膿漏)と進みます。それぞれの症状をまとめておきます。

歯茎から膿がでたら深刻!ネコの歯周病の具体的な症状

健康な歯茎

歯茎がピンク色で弾力があり、引き締まった状態、

歯肉炎

歯茎に炎症がでているため歯茎がピンク→赤く。ハリがなくブヨブヨ。軽いブラッシングでも出血することも。
しっかりと丁寧な歯磨き・歯間清掃で改善できる

歯周炎(歯槽膿漏)

歯茎の炎症が歯の根元、深部まで達して歯槽骨(歯を支えている部分)までグラグラな状態。歯茎は赤色→赤紫色へ。歯がグラグラする、血や膿が出る、強い口臭があるなどの症状も。

このように歯肉炎まで放置すると治療が困難です。

歯茎に膿が溜まっている、食事を食べる際に吐き出してしまうといった症状がみられる場合、既に歯周病がけっこう進行している可能性もあります。

できれば初期の歯肉炎の状態、歯茎の炎症の時点で発見し、見つけ次第早めの治療を始めておきたいものですね。

ネコの歯周病の原因を知って事前に取り除く!

ねこ

ではネコちゃんの歯周病、原因はいったい何なのでしょうか?

次はネコちゃんの歯周病を引き起こす原因や歯周病に感染する理由についてお伝えします。

先ほどもお伝えしたように、基本的に初期の歯肉炎は口内の食べカスや磨き残しに細菌が繁殖すること。

この繁殖した細菌は徐々に歯の表面に歯垢つくり、さらに歯垢に棲みついた細菌が毒素を排出、結果、歯肉に炎症をおこします。

放置された歯垢は、ネコちゃんの口内の唾液に含まれるカルシウムと混ざり合い、最終的には歯石として頑固にこびりついてしまいます。

これがネコちゃんの歯周病のサイクルとなります。

ネコの歯周病の3つの原因

では具体的にネコちゃんが歯周病になってしまう3つのパターンをみていきましょう!

1.口内の細菌繁殖

ネコの歯周病の原因の大半はこちら。

毎日のキャットフードやおやつを食べたときの食べカスが歯に付着したまま放置したことで細菌が繁殖するパターン。人間の歯周病も大半はこれが原因ですね。

毎日の歯磨きを徹底することでかなり確率を減らすことは可能です。

2.免疫力の低下

成猫の中でも5~6歳にもなればシニア猫予備軍です。

運動量も落ちて基礎代謝も低下、徐々に免疫機能も下がりはじめる頃ですね。

免疫力が低下すれば、若いころに繁殖しなかった細菌が口内で繁殖しやすい状態に・・・とくに偏食や好き嫌いの多いネコちゃんの場合、栄養バランスが崩れて免疫力も低下しがちです。

シニア猫に近づけば近づくほど、歯周病のリスクは高まることを覚えておきましょう。

3.きっかけは口内の傷

稀にキャットフードや食材の何かが口内で歯茎を傷つけたために、歯肉炎を引き起こすケースも。

尖った食材や硬すぎるドライタイプのフードが歯茎を傷つけて、歯肉炎のきっかけになることもあります。

ただ免疫力も高く歯磨きやブラッシングを徹底しているネコちゃんであれば、傷もすぐに治るため歯周炎まで進行する心配はありません。

ネコちゃんの歯周病チェック

理由原因がどうであれ、大切なのは初期の歯肉炎のレベルできちんと発見して対処すること。

そこでポイントとなるのが愛猫の歯周病チェックです。

なかなかお口をチェックさせてくれないネコちゃんも多いでしょうが、おもちゃやおやつを巧みに利用して、上手いこと口内の状態をチェックしてみましょう。

こんな場合、歯周病が進行しています!

  • 歯肉の色がピンクじゃない→赤・赤紫色
  • 歯と歯の間の歯肉が締まっていない、腫れぼったい。
  • 歯肉が退縮して、歯と歯の間の隙間が広がった
  • 歯肉が退縮したせいか、歯が長くみえる
  • 歯の表面がツルツルしない→ザラザラ
  • 軽く歯をブラッシングしたくらいで出血した
  • 歯肉から膿がにじみ出ることがある
  • フードとは違う口臭が強くなった

ネコの歯周病の治療方法

ねこ

さて、歯周病の症状や原因を知ったところで、ここからは治療法についてご説明します。

まず歯周病の進行具合によっても違いますが、歯周病治療において共通した部分といえば溜まった歯石を除去すること。

これ以上、歯茎や歯槽骨(歯を支えている部分)にダメージを与えないためにも、歯周病の源である歯垢や歯石を取り除くことが必要です。

動物病院で行われる歯周病治療の流れは以下の通り。

  1. 金属器具や超音波洗浄機により歯石をできる限り取り除き、歯肉を守るためにも歯周ポケットの洗浄が行われます。もちろん全身麻酔をかけた状態で行います。
  2. また歯周病が進行し、グラグラの歯がネックとなって食事が摂れないなど、抜歯する必要があれば残念ながら抜歯されます。

またクリニックによっては、今後の歯垢や歯石のためのコーティング加工を施す獣医師さんもいます。

治療期間は歯周病の状態によって違います。

一回の施術で終わるケースもあれば、歯肉の切開や抜歯など、一度では収集がつかないケースもでてきます。

複数回の処置が必要な場合も多いのであらかじめ何度か通院する気持ちでいた方がよいでしょう。

抜歯の可能性も!猫 歯周病 治療費

では飼い主さんにとってちょっぴり気になる部分・・・上記の動物病院での歯周病治療、費用はいったいどれくらいかかるのでしょうか?

これは動物病院の規模やクリニックの行う施術内容によってマチマチなため、一概に幾らと決めることもできませんが、平均価格としては2~3万円というクリニックが多いです。

ただ軽度の歯肉炎のネコちゃんが、歯垢や歯石を除去、歯周ポケットのお掃除という場合と重度の歯周病で抜歯や切開が必要というケースではまったく変わります。

また治療の最終段階の歯垢・歯石予防の研磨やコーティング加工の有無、程度によっても大きく治療費用はかわります。

基本的に抜歯や切開が必要となった場合、プラスアルファで費用がかかることは覚悟しておきましょう。

大切なネコちゃんの歯周病を解消するのが最優先ですが、慌てて受診して予想外の高額な費用に驚かないためにも、事前に治療内容や内訳、最終的な費用なども確認してからお願いしましょう。

歯周病でご飯を食べれないネコちゃんは・・・

ある程度の歯肉炎になってくると、歯周病が痛くてキャットフードを食べられないケースもあるでしょう。
そんな場合、治療する前に衰弱しきってしまうと歯周病以外の病気になる可能性も・・・消化器の粘膜に負担を与えないように、まずは水分を多く含んだ柔らかいものから始めてください。

治療が終了するまでは歯や歯茎に負担の少ないウエットタイプを中心にするか、ドライタイプを水やミルクで柔らかくする。またはすり潰したりミキサーで砕いて食べやすいように工夫してみましょう。

それでも体重が減少する、具合が安定しない場合は早めに獣医師さんに相談しましょう。

今日から試したいネコの歯周病予防二つ!

cat

というわけで、麻酔や抜歯、切開手術といったリスクの高い歯周病ですが、他の内蔵疾患などにくらべても、毎日の心掛けしだいで予防できます。

できることなら毎日の生活習慣の見直しで徹底的に予防しておきたいもの。

以下、今日から実践できるネコちゃんの歯周病予防をお伝えします。

歯周ポケットを綺麗に!人間と一緒で1日1回の歯磨きで予防

歯の形状は違えども、歯周病予防は人間もネコちゃんも一緒。できるだけ1日1回の歯磨き習慣を身につけましょう。

そこで歯周病になる確率を下げるために注意しておきたいのが、歯周ポケットを重点的にブラッシングすること。

歯周ポケットに歯垢を溜め込まなければ、そもそも歯肉炎も歯周炎にもなりません。まずは歯周ポケットを綺麗に掃除してください。

ネコちゃん専用の歯ブラシもペットショップやネット通信で沢山あります。もし見つからない場合、人間の赤ちゃん用の歯ブラシでも構いません。

ネコちゃんの口内では食べカスや磨き残しで形成された歯垢が2~3日で歯石に変わります。歯石に変わってしまう前に除去しておきましょう。

1日1回が理想、少なくとも2日に1回は歯磨きを徹底してくださいね!

歯ブラシを嫌がるネコちゃんは

中には口を触らせてくれないネコちゃん、歯ブラシを極端に嫌がるネコちゃんもいます。
そんな場合、歯ブラシの先にガーゼ、指先にガーゼを巻いて軽く擦ってみてください。これだけでも歯石を予防する効果はあります。

歯周病予防効果の高いフードを

ウエットタイプにくらべ、ドライタイプのキャットフードの方が歯に余分な食べカスが残りにくく、硬さがあるので歯垢・歯石予防効果も高いです。

歯周病を予防するためにも、できるだけドライタイプのキャットフードを中心に与えてください。

また粒の大きさや硬さによって、ドライタイプのキャットフードの中でも歯周病予防効果の高い商品もありますので、そういったフードを取り入れてみるのもおすすめです。

まとめ ネコの歯周病は食事と生活習慣の見直しで防げます!

ねこ

なかなか口の中を触らせてくれないネコちゃんも多いので、気づいたら歯周病がけっこう進行していた…。

こんなケースも多いです。

また子ネコや若いネコちゃんだから歯周病なんてまだ・・・と油断している飼い主さんも多いようですが、

『2歳以上の成猫の約8割が歯周病を経験する』

この事実をしっかりと肝に銘じておきましょう。

人間と一緒で子供でも歯周病にはなるのです。

なので歯周病かも?と感じたら、愛猫ちゃんのお口の中の歯茎の色や腫れ具合、口臭などをチェックしてみてください。

また自分では気づかない場合もあります。

そういった場合、定期的に動物病院で歯科検診を受ける習慣をつけるのもおすすめです。できれば1年に2~3回は受けておけば安心ですね。

まとめると・・・

  • できるだけ毎日、歯と歯茎をブラッシングして歯周ポケットを綺麗に、ついでに歯茎の状態を確認
  • できれば歯周病予防タイプのフード、おやつに切り替える
  • 歯茎に腫れや膿といった異常がみられたら早めに動物病院を受診

という部分に注意しておきましょう。

最近では歯垢を寄せ付けないタイプのフードや、細菌の繁殖をおさえるリンス等も販売されています。

最悪の場合は寿命にも大きく影響するという歯周病、いつまでも丈夫な歯と歯茎がキープできるよう、飼い主さんがしっかりケアしてあげましょうね!

ネコちゃんお腹の調子を維持するためにも、フードの切り替えには1週間程度かけて、ゆっくりと切り替えてあげましょう。現在のフードを毎日少しずつ減らし、新しいフードの量を少しずつ増やすようにしましょう。
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