【ネコの尿路結石症】症状と原因、予防と治療、フードとの関係は?

毎日いっしょに過ごしていると、意外とみえているようで見逃しがちなのが愛猫の小さな変化!

  • ウチのネコちゃん、最近なんだかおしっこの回数が減ったような気がする…
  • 逆におしっこの回数が異常に増えた気がする!

もしかしたら、こんな愛猫ちゃんのおしっこの回数の変化に気づいて、原因や対策を調べていませんでしたか?

そんな飼い主さんにむけ、当ページではおしっこ関連の疑わしい病気の種類、原因、どんなネコがかかりやすいか?という部分を徹底調査!

先に結論からいいますと、こういったおしっこの回数が急激に変わった場合、

2匹に1匹のネコちゃんがかかるという尿路結石症や泌尿器症候群の可能性もあるかもしれません!

非常にメジャーな病気の1つで、放置すれば深刻化して大変な事態をまねきますよ。

このへんも詳しく当ページでお伝えしてます。早速みていきましょう!

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キャットフード選び7つのPOINT

  1. 肉食のネコには高タンパク質、高脂肪、低炭水化物というバランスが理想的
  2. 必須のアミノ酸、ビタミン、ミネラルをたっぷり配合している
  3. 泌尿器系の疾患がきになるネコちゃんは専用の対策フード
  4. 腎臓機能の低下を予防するために良質なタンパク質を
  5. 猫はより新鮮な食べ物を好む性質なので、少ない容量のパッケージが理想。
  6. 水を積極的に摂れる工夫がなされている
  7. 酸化防止剤の中でもBHA、BHT、エトキシキン等の添加物が入っているのは避ける

片っ端から調べて、すべてをクリアしているキャットフードだけを、以下のページで紹介してるよ!
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ネコの尿路結石症とは?

ねこ

いったん発症してしまうと食事療法や最悪の場合、外科的な手術というケースも多い尿路結石症。

予防するにも、飼い主さんが尿路結石症について正しい知識をもって取り組まなければとうてい不可能だと思います。

そもそもネコちゃんの天敵、尿路結石症とはどんな病気なのでしょうか?

そこで、まずは尿路結石症について知識を深めておくのがいいでしょう。

一緒にみていきましょう!

尿路結石って何?尿路結石は放置するとどうなる?

まず尿路結石症について知る前に、原因となる【尿路結石】について説明しておきます。

尿路結石とは、腎臓、尿管、膀胱、尿道のどこかにできてしまう、砂粒くらいの小さなものから数センチ程度の塊のこと。これが詰まって尿路結石症を引き起こします。

程度はいろいろですが、尿路結石ができてしまうことでたいていは尿道の粘膜を傷つけて膀胱炎も併発します。

これを放置すれば尿もまともに排出できない上、半端じゃない痛みが伴います。結果、排尿困難となり尿に含まれる毒素も排出できない状況に・・・。

最悪は尿毒症を引き起こす危険もあるので、病気や疾患の中でも深刻なもののひとつには違いありませんね。

尿路結石症の症状とネコちゃんの様子

今度は尿路結石症の初期症状、飼い猫ちゃんが尿路結石症の疑いがあるときの様子をお伝えしておきます。

たとえば

  1. おしっこの回数が増えた
  2. 一度に排尿する量が減った
  3. なんだか落ち着きがない
  4. 陰部や腹部をしつこく舐め続けている
  5. おしっこの時、辛そうな仕草、鳴くこともある
  6. おしっこに微量の血が混じっている

こういった症状が見られた場合、少なくとも膀胱炎、もしくは尿路結石症の初期症状を疑ってみてください。

とくに5~6の状態ならば、かなりの確率で尿路結石が生じている可能性が高いですね。お早めにかかりつけの獣医師さんにご相談ください。

仮に尿路結石だった場合、完全に結石や尿度につまりおしっこが出なくなれば尿道閉塞という深刻な状態に発展します。

また2日以上おしっこが完全にストップすれば、尿毒症というリスクも高まってきます。

ここまで進行すれば命に関わる危険な状態・・・残念ながら飼い主さんのケアだけではどうにもならない状況です。

自己判断で対処せず必ず動物病院の先生の指示に従ってくださいね。

尿路結石症て何が原因でおこるの?

ねこ

尿路結石症の初期症状、放置すると取り返しのつかない厄介な病気という部分はお伝えしました。

一度でも尿路結石ができたネコちゃんの場合、かなりの高確率で再発します。

つまり最初の尿路結石ができないよう、どこまで発症前に予防するかが最重要項目といってもよいでしょう。

では続いて尿路結石症にかかってしまう原因について迫ってみます。

尿路結石ができる仕組み

そもそも結石とは、アルカリ性のおしっこにより作られるストルバイトと、酸性のおしっこによってできてしまうシュウ酸カルシウム。

この2つにより生成されています。

つまりネコちゃんのおしっこの成分により、原因となる結石も違うということ。

じゃ、どんなおしっこだと尿路結石ができやすいのか?

  • おしっこの中にマグネシウム、リン、カルシウムなどのミネラル成分が増え過ぎたこと
  • またおしっこのpHバランスが崩れたりすること

こういった理由で結石のできるリスクが高まります。

また上記の他に、おしっこの濃さ(濃度)という部分も尿路結石のできやすさと関係があるのです。

そもそもネコは他の動物よりもおしっこの濃度は高い方ですが、とくに濃いおしっこをするネコちゃんほど尿路結石ができやすい・・・という部分は覚えておくといいでしょう。

飼い猫ちゃんが普段からあまり水を飲まないタイプの場合、尿路結石の予防をかねてなるべく多くの水分摂取を心がけてください。

飲水の量が少ないならウエットタイプのフードの割合を増やす・・・など食事から水分を増やしてもかまいません。また運動量が上がればそれだけ水分も摂取します。運動量にも工夫してください。

こういった毎日の食生活を見直し、積極的に水分を摂取しておくこと。

たったこれだけのことで、尿路結石のリスクもおさえられます。また総じて他の生活習慣病予防にもなるので、ぜひ今日から取り組んでおきましょう。

その他の尿路結石の原因

主な尿路結石症の初期症状、その流れについてはお伝えしました。

ミネラルバランスやpHバランスの崩れ・水分不足→おしっこの濃度が高まる→結石ができ始める→尿道を塞ぐ

という一連の流れで徐々に結石が形成され、ある日突然、腎臓、尿管、膀胱、尿道に詰まってさまざまな症状を引き起こします。

基本、上記の流れで発症するネコちゃんが多数ですが、意外と他の原因による尿路結石症というパターンも少なくありません。念のため以下にかるく説明しておきます。

運動量の低下・季節の変化

普段から活発だったネコちゃんが太ってしまい運動量が落ちた、季節的な変化で水を飲む量が極端に少なくなった・・・そんな場合、おしっこの濃度が急激に高まることも。

ミネラルバランスやpHバランスの崩れと関係なく、単純に生活習慣でおしっこの濃度が高まり結石のできやすい状態になるケースもあります。

消化の悪いキャットフード

多少の繊維質はむしろネコちゃんの胃腸のトレーニングとして必要。

ただ完全な肉食動物であるネコ、もともと消化・吸収能力が高い動物ではありません。

とくに質の悪いキャットフード、穀物類の割合が異常に多いキャットフードなどで消化吸収が追いつかないと、当然ながらウンチに多くの水分が奪われます。

結果、ウンチは排出したものの、

おしっこの量が減る→濃度が高まる→尿のマグネシウムやリン、カルシウムなどのミネラルが増える

こんな尿路結石のサイクルに陥るパターンもあるので、念のためフードの見直しもしておきましょう。

尿路結石症にかかりやすいネコと年齢、性別の関係

cat

尿路結石のできる原因を知ったところで、今度は

【どんなネコちゃんにできてしまうのか?】

という飼い主さんのもっとも気になる部分をお伝えします。

どんなネコが尿路結石になりやすいの?

基本的にオス・メス関係なく尿路結石症になります。

ただ数字的な話になってしまえば、圧倒的にオスの方が尿路結石症になりやすいでしょう。

というのも雄ネコちゃんの尿道は細長くカーブしています。

同時に尿道の先端も細くなっているため、物理的にも結石が尿道に詰まりやすいのです。

また尿路結石症が深刻化しやすいのも雄ネコの特徴。

ちなみに、体型でみると痩せているスレンダータイプのネコちゃんよりも、肥満タイプのネコのほうが尿路結石になりやすいという統計も。

つまり太った雄ネコちゃんの飼い主さんはある程度覚悟しておいた方がいいでしょうね。

何歳ぐらいのネコちゃんが尿路結石症になりやすい?

年を重ねるごとに腎臓や始めとした内臓系の疾患のリスクは高まります。

なので高齢ネコほど尿路結石症のリスクも・・・というとじつはまったくそんな事ないんです。

尿路結石症は若いネコちゃんでも結構な確率でかかります。データ的には1~3歳のネコちゃんが全体の約半数を占めていました。

他の生活習慣病なんかと比べても、体調や食生活に影響される部分が多いものの、年齢とはあまり関係ないようです。

同じような泌尿器系の病気である慢性腎不全などと比べても、尿路結石症については、若い頃からのケアが大切なのです。

尿路結石症の予防と治療

Cat

基本、尿路結石の予防は毎日の食生活の見直しや運動習慣といった飼い主さんの守備範囲。

ですが一度でも発症した場合、全面的に獣医師さんの指示に従ってください。治療方法や食事療法などプロの意見に従った方が安心ですね。

ただ予防と治療は別物のようですが、意外と共通点も多いもの。一連の流れは飼い主さんが把握しておくとスムーズに進みます。

ここでは・・・

  1. 具体的な予防方法と飼い主さんの注意しておきたい部分は?
  2. もし尿路結石症の場合、どんな治療が待っているのか?
  3. 尿路結石だと治療費ってどのくらいかかるの?

について順に説明しておきます。

1.尿路結石を予防するには?

いちど発症すると再発しやすい症状である尿路結石症、できることなら予防しておくことが大切です。

そこで尿路結石を予防する最大のポイントは、ミネラルバランスの良い食生活!

またおしっこのpHバランスを整えるためのフード選びなんかも大切になってきます。

もちろんおしっこの濃度を下げる意味でも、積極的な運動を取り入れることでより多くの水分を摂取するようコントロールしてください。

また結石ができ始めている場合、どれだけネコちゃんの変化に気づいてあげれるか・・・という部分も予防の大事なひとつですね。

普段からトイレを頻繁にチェックし、尿の状態を確認、また怪しいと思ったらグズグズせずに早めに動物病院で尿検査を受けてみる。こういった早めの発見がポイントです。

2.尿路結石の治療ってどんなことするの?

では残念ながら愛猫が尿路結石賞だった場合、どんな治療方法があるのでしょうか?

まず初期症状、軽度の場合はできちゃった結石を溶かす薬や療法食により治療を行います。

ですが砂状を通り越し、ある程度のサイズの石状まで大きくなっている場合、手術により除去するのが一般的です。

また他の治療法として、結石がつまり尿道を塞ぎ、おしっこが出にくくなっている場合、カテーテルにより尿道を洗浄し詰まっている結石を流し出すという方法もあります。

いずれにせよ治療後も再発を防止するのが尿路結石、再び結石が形成されないよう療法食をに切り替える必要があるでしょう。

3.尿路結石だと治療費ってどのくらいかかるの?

ちなみに尿路結石症の状態や進行度によって治療方法や治療期間も違いますが、参考までに治療費をお伝えします。

あくまで一般的なによる欠席の場合ですが、診察料、レントゲン検査、尿検査、治療治療、内服薬、これら全て合わせ、最低でも3~4万円程度の治療費がかかるのは覚悟しておきましょう。

※動物病院・クリニック、または治療法で費用は大きくかわります

尿路結石予防とキャットフードの関係

ねこ

2匹に1匹がかかるといわれている尿路結石症。実は毎日与えているキャットフードもにも大きな原因があるという意見もあります。

というのも数あるキャットフードの中には、必要以上にカルシウムやマグネシウムを多く含んだミネラル分の過剰な商品も非常に多く出回っています。

もちろん短期間、食べたくらいで尿路結石ということはありません。

ただ偏食・好き嫌いの多いネコちゃんが長期的に食べ続けるれば、次第に過剰なミネラル分が体内にたまり結石として尿道に詰まってしまうのです。

フード選びはミネラル量やpHバランスを考えて選ぶのはもちろん、最悪のケースを考え、タイプの違うフードをバランスよく与えることが何よりも尿路結石症の予防といえますね。

【まとめ】

cat

以上、尿路結石症の症状や原因、予防や治療法についてお伝えしました。

ここまでの尿路結石症についてポイントまとめると

  1. 食生活のミネラルバランスや、おしっこのpHバランスを整えることである程度予防は可能
  2. もし尿路結石症にかかった場合、再発するケースも多く根本的に食生活の見直しが必須
  3. また怪しい場合、1日様子みて改善されなければ早めに動物病院へ相談

ということになります。

飼い主さんがしっかりと尿路結石症の知識を身に付け、予防対策を行うことで、ある程度は予防することができます。

また普段から尿のチェックや動物病院での尿検査を定期的に行うことで、仮に尿路結石の場合でも初期段階で発見し、早期に治療を開始できます。

何より一番大切なのは、自己判断で解決しようとせず、無駄になろうともとりあえずかかりつけの獣医師さんにご相談してみる!
ここだと思います。

薬で溶かすのか手術で取り除くのか、プロの獣医師さんじゃなきゃ判断できません。高度な検査機器でしっかりと結石の状態を確認してもらってください。

当ページで身につけた知識をもとに、日頃からなるべくスキンシップをとり、ネコちゃんの小さな異変に素早く気づいてあげてくださいね!

キャットフード選び7つのPOINT

  1. 肉食のネコには高タンパク質、高脂肪、低炭水化物というバランスが理想的
  2. 必須のアミノ酸、ビタミン、ミネラルをたっぷり配合している
  3. 泌尿器系の疾患がきになるネコちゃんは専用の対策フード
  4. 腎臓機能の低下を予防するために良質なタンパク質を
  5. 猫はより新鮮な食べ物を好む性質なので、少ない容量のパッケージが理想。
  6. 水を積極的に摂れる工夫がなされている
  7. 酸化防止剤の中でもBHA、BHT、エトキシキン等の添加物が入っているのは避ける

片っ端から調べて、すべてをクリアしているキャットフードだけを、以下のページで紹介してるよ!
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ネコちゃんお腹の調子を維持するためにも、フードの切り替えには1週間程度かけて、ゆっくりと切り替えてあげましょう。現在のフードを毎日少しずつ減らし、新しいフードの量を少しずつ増やすようにしましょう。
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