【タンパク質で選ぶキャットフード!】ネコに必須なタンパク質の役割と必要量

ネコちゃんが元気にスクスクと成長するために、必須の栄養素であるタンパク質、脂肪、炭水化物、ミネラル、ビタミン、水の6大栄養素。

中でも、活発な性格で運動量の多いネコちゃんが不足しがちな栄養素といえば『タンパク質』といえるでしょう。

もしかするとこのページを見つけて読んでくれているアナタも

ウチのネコちゃん、最近なんだか毛並みがよくないような…タンパク質が不足しているのでは?

と、どんなタンパク質をどれだけ与えればよいのかネットで調べていませんでしたか?

そんな飼い主さんにむけ、このページでは6大栄養素の中でもとりわけ重要なタンパク質の役割や種類、何に含まれてどれだけ摂ればいいのか解説しています。

キャットフード選びにおいても、タンパク質の内容や含有量は大きな判断基準になってきます。ぜひ当ページでタンパク質について勉強しておきましょう!

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キャットフード選び7つのPOINT

  1. 肉食のネコには高タンパク質、高脂肪、低炭水化物というバランスが理想的
  2. 必須のアミノ酸、ビタミン、ミネラルをたっぷり配合している
  3. 泌尿器系の疾患がきになるネコちゃんは専用の対策フード
  4. 腎臓機能の低下を予防するために良質なタンパク質を
  5. 猫はより新鮮な食べ物を好む性質なので、少ない容量のパッケージが理想。
  6. 水を積極的に摂れる工夫がなされている
  7. 酸化防止剤の中でもBHA、BHT、エトキシキン等の添加物が入っているのは避ける

片っ端から調べて、すべてをクリアしているキャットフードだけを、以下のページで紹介してるよ!
ネコの餌 徹底比較ページ

タンパク質は猫にとってどんな役割があるの?

まずタンパク質とは、ネコにとってどんな働きがあるのでしょうか?

もちろん脂肪や炭水化物のように、毎日の活動のエネルギーとして消費される部分もありますが、メインの働きとしては

『健康なカラダをつくること』

この一言につきます。

他の栄養素にはないタンパク質の特有な働き。それは『病気になりづらく強く健康な体づくり』といえるでしょう。

ネコにとってタンパク質が与える影響

ではもう少し突っ込んで考えてみましょう。

健康な体づくりに必須のタンパク質、肉食動物のネコちゃんにとって具体的に大きな4つの役割があります。

  1. カラダを作る原料となる
  2. 消化や代謝をサポートする
  3. 病原菌から体を守る
  4. 毎日のエネルギーになる

このへんをもう少し詳しく説明したいと思います!

カラダを作る原料となる

カラダから水分をのぞいてしまうと、じつに60%がタンパク質だといわれています。それほどタンパク質はネコのカラダにとって主要な構成要素で、体づくりに必要不可欠なのです。

カラダをつくる一方で、健康なカラダを維持する役割もタンパク質が支えています。とくに皮膚組織のように毎日少しずつ入れ替えられる組織をつくる原料がタンパク質なのです。

消化や代謝をサポートする

肉食動物なため、犬やその他の動物にくらべ消化器官が発達していないネコにとって消化や代謝は死活問題です。

体内で消化や代謝をサポートするときに重要な酵素やホルモンの原料になるのもタンパク質なのです。

病原菌から体を守る

体外からウイルスや細菌が侵入した際、それらを異物が侵入したと判断し排除する機能……いわゆる免疫機能をつかさどる抗体もタンパク質から構成されています。

ゆえに病気になりやすいネコちゃん=タンパク質が不足気味といわれているわけです。

毎日のエネルギーになる

炭水化物や脂肪のように、毎日の活動エネルギーになる側面もあります。

ただし優先順位からすると炭水化物や脂肪が優先され、あくまでタンパク質が補助的なエネルギー程度といえます。

また体内で余剰になったエネルギーをタンパク質として蓄えるということもできません。

タンパク質とアミノ酸の関係

数多くのアミノ酸が連なってできているタンパク質は、ネコが食事から摂取されると、いったんアミノ酸に分解され吸収されます。

体内で吸収されたアミノ酸は必要におうじて再度タンパク質として構成され、上記の酵素やホルモン、抗体として生まれ変わります。

ネコが生成できるアミノ酸とできないアミノ酸

そもそもネコにとってアミノ酸には大きく二つに分けることができます。

1つは体内で合成できるアミノ酸、もう1つはネコの体内では合成できないため食事から摂取するアミノ酸。この合成できないアミノ酸を必須アミノ酸とよびます。

ネコの場合、必須アミノ酸の種類は以下のように11種類あります。

ネコの必須アミノ酸

リジン、アルギニン、メチオニン、タウリン、スレオニン、トリプトファン、ヒスチジン、イソロイシン、バリン、フェニルアラニン、ロイシン
※中でもアルギニンとタウリンが欠乏すると深刻な病気を引き起こすこともあるため、とくに注意を払っておきましょう

消化器官の短い肉食動物のネコはタンパク質に向いている

以下のイラストをご覧ください。

他の雑食動物や草食動物をくらべた場合、肉食動物のネコは消化器官が短く、体長の約4倍程度の長さしかありません。

人間でさえ身長の5倍、ウシだと体長の22倍、ヒツジでは約34倍もあることを考えれば、いかにネコの消化能力が低いか納得できますね。(※ライオンは体長の3倍と短い)

そもそも草や木の葉、穀物類などの繊維の多い食材には不向きなネコは、必要な栄養素をタンパク質から摂取するカラダのつくりなのです。

このあたりは、【グレインフリーのフード猫にいい?】猫の餌に穀物を使用したくない理由を解説!でも解説しているので参考にしてみてください。

ネコに必須のタンパク質、何に含まれる?

では、ネコに必須のタンパク質、どんな食材に含まれているのでしょうか?

分かりやすくイラストにまとめたので、以下をご覧ください。

このように、動物性、植物性とタンパク質はどちらにも含まれています。

ただし

  1. 植物性のタンパク質は必須アミノ酸の種類が限定的
  2. 植物性タンパク質をふくむ食材は消化が苦手

この二つの理由により、ネコがタンパク質を摂取する方法としては、極力、動物性のタンパク質から摂ることが望ましいとされています。

必要量とキャットフードに含まれるタンパク質の種類

雑食の犬にくらべ、より高タンパクな食事を必要とするネコ。

成猫はもちろん、成長期・出産期のネコであればさらに必要なタンパク質の量は増えます。

ちなみに1日に必要なタンパク質の量を比較してみると、体重1kgに対して人間は1.2g、犬は4.8g、ネコは7.0gと、ネコに高タンパクな食事が必要なことが理解できます。

またキャットフードの成分からタンパク質を考えた場合、多くはチキンや七面鳥、ボークの肉類はもちろん、サーモン、まぐろ、かつおなどの魚類、さらに卵は動物性タンパク質などがあります。

一方、大豆や小麦、とうもろこしなどの穀物類全般は植物性タンパク質となります。

【まとめ】肉食獣である猫の食事は、犬よりも高タンパク質が基本

以上、ネコの食生活にとってタンパク質が大切な理由、タンパク質の種類と理想的なタンパク質のタイプ。1日の摂取量もお伝えしました。

ちなみにキャットフードに含まれるタンパク質については、AAFCO(全米飼料検査官協会)の基準として成猫なら26%(DM)以上、成長期・出産期の場合30%以上と細かく決められています。

とはいえ上記はあくまでも下限で、不足しがちなタンパク質は、よほどオーバーしない限り摂り過ぎということはありません。

とくに活発な性格で運動盛りのネコちゃんは基準より多く摂取すべきだし、食の細くなってきた老猫の場合、食事量が減った分、効率よくタンパク質を摂取する必要があります。

またタンパク質だけに注目して他の要素がおろそかになっては本末転倒です。タンパク質だけでなく

  1. 必須のアミノ酸、ビタミン、ミネラルをバランスよく配合しているか?
  2. 穀物類が多過ぎて、アレルギー、消化・吸収に問題はないか?
  3. 化学的な酸化防止剤(BHA、BHT、エトキシキン)などの添加物が入っていないか?

こんな部分にも注目して、バランスよくすべてをクリアしたキャットフードを選んでおきましょう。当ページがアナタの愛猫ちゃんの健康アップにつながれば幸いです!

キャットフード選び7つのPOINT

  1. 肉食のネコには高タンパク質、高脂肪、低炭水化物というバランスが理想的
  2. 必須のアミノ酸、ビタミン、ミネラルをたっぷり配合している
  3. 泌尿器系の疾患がきになるネコちゃんは専用の対策フード
  4. 腎臓機能の低下を予防するために良質なタンパク質を
  5. 猫はより新鮮な食べ物を好む性質なので、少ない容量のパッケージが理想。
  6. 水を積極的に摂れる工夫がなされている
  7. 酸化防止剤の中でもBHA、BHT、エトキシキン等の添加物が入っているのは避ける

片っ端から調べて、すべてをクリアしているキャットフードだけを、以下のページで紹介してるよ!
ネコの餌 徹底比較ページ

ネコちゃんお腹の調子を維持するためにも、フードの切り替えには1週間程度かけて、ゆっくりと切り替えてあげましょう。現在のフードを毎日少しずつ減らし、新しいフードの量を少しずつ増やすようにしましょう。
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